復職して良かったこと、辛かったこと

復職してよかったこと辛かったこと 妊活・妊娠・出産
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早いもので復職してまもなく2年半が経ちます。

2021年、息子が1歳半の時に仕事に復帰し、復職と同時に他部署へ異動

育休前と関連部署ではあったものの、コロナ禍での異動で業務の習得や人間関係構築にも苦労しました。

育児と仕事を必死にこなした2年半。

復職した時に感じたことや苦労したこと、今だから思う「こうしておけば良かったこと」などを率直に書いていきます。

復職したばかりで苦労されているあなたや、これから仕事に復帰されるあなたの参考になりますように♪

復職して良かったこと4つ

①自分の時間ができた

育休中にはなかった、一人のランチ。有意義な通勤時間。

これはかなり大きいです。

仕事と育児のいわば「二重生活」は大変ですが、育休中にはなかなか得られなかった「一人時間」が手に入ることは想定以上に充実感をもたらしてくれます。

誰にも邪魔されずに食べられる食事の有り難み!

通勤時間に本を読んだり動画を観たりできることの有意義さ!

復職前には想像していませんでしたが、復職によってこうした時間を手に入れることができます。※通勤の場合

復職当初は在宅勤務が主だったので、社会復帰したての者としては有難い反面、結局昼休みに家事をしてしまったり、お迎え時間ギリギリまで仕事してしまったり。当初はバランスが難しかったです。

今は在宅勤務の日も昼休みには自分時間を謳歌しています。

②自分の努力や成果を評価してもらえる

家事育児では褒められることはなかなかありませんが、仕事では、成果をあげれば評価してもらえます。

例え大きな成果でなくても、誰かの役に立てば感謝を表現してもらえる。これはやっぱ嬉しいことで、自己効力感が上がります!

また、面談などを通じて支援してもらえたり、フィードバックをもらうことができ、「ママではない自分」個人と向き合うことができる点も有意義です。

以前は面談に対してこういう気持ちは持てなかったので、状況が変わって、同じ取り組みでも自分自身の向き合い方が大きく変わったと感じています。

③集中力アップ!で前より仕事が早くなる

時短勤務をしながら、少しでも多くの仕事をこなすためには「正しい優先順位付け」「脳の仕組みを理解した働き方」が重要になります。

出産以前のように、朝一番にメールをチェックしてそれに返信をしていたらあっという間に午前中が終わってしまいます

そのためには根本的に仕事の流れを変える必要がありました。

起きてから3時間が脳のゴールデンタイムで効率的に働くことができるということを知り、それからは朝一は高い思考力が必要になる企画や資料作成、または、集中力が必要な確認作業に当て、メールチェックは隙間時間に変えました。

昔は即レス派だったので少し抵抗がありましたが、特に問題が起こることもなく、明らかに仕事の効率が上がりました。

時短勤務をしたからこそ、仕事自体のスピードアップにつながりました!

④お迎え時のこどもの笑顔

一日中一緒にいると見れないのが、「お迎え時の子どもの最高の笑顔」です!

遊んでいた手を止めて、ぱぁっと顔が明るくなり走り寄ってくる姿は何にも代え難い素晴らしい瞬間です。

もちろん一日中一緒にいても子どもはいつだって可愛いですが、一日中一緒にいた時には見られない表情がそこにはあります。たぶん、復職して一番嬉しいのは、結局ここにある気がします。

我が家の場合、朝の保育園への送りは夫が担当し、夕方のお迎えを私が担当しているので、完全にお迎え担当の役得です。(送り担当はというと…慣らし保育の間、泣かれ続ける。しかも、「おかあさんすぐ来る?涙」と泣かれる。夫はなかなか気の毒でした。お迎えの笑顔も見せてあげたい・・・)

復職して辛かったこと3つ

①常に寝不足

息子が1歳半で復職し、大体1年位は夜泣きがありました。

そのため、復職後1年くらいは常に寝不足の状態

夜中に2・3度起きた時なんかはかなりひどい状態で、上司から「顔色悪いけど大丈夫?」と聞かれる始末。

睡眠の影響は大きく、仕事もミスをしがちだったり、タイミング悪く面談日に当たればメンタルが不安定で泣きそうになったりしました。

これはもう試練と思って乗り切るしかないと思っていましたが、夜泣き対応が大変だった要因の1つは、息子が抱っこでしか寝つけなかったこと

2歳前に卒乳はしたものの、抱っこでしか眠れず。したがって、夜中も泣けば抱っこ・・・。次第に重くなっていく息子を夜中に抱っこで寝かしつけるのはハードでした。。

これについて今だから思うことは、抱っこの寝かしつけをしてはいけなかった、ということ。

添い寝でトントンでは寝かしつけに30分〜1時間かかったので、重いけど短時間で寝てくれる「抱っこ」に親が頼った部分が、正直あったと思っています。

また、もっと遡ると0歳期に、1人目なので十分に世話を焼く余裕があり、泣けば抱っこをしてしまっていました。

抱っこなら寝てくれるので、ほぼ一日中抱っこしていたような。。

色々知識を得た今では、あれでは「子どもの自分で寝付く力」が育たないよなぁ、とわかります。

もっと赤ちゃんの頃から、根気よく、自分で布団の上で寝られるサポートをしたら良かったなぁと思います。

②「保育園の洗礼」

対外的に1番つらかったのは、やはりこれでしょうか。

いわゆる「保育園の洗礼」というやつで、入園直後は本当に頻繁に風邪を引き、熱を出していました。

突然の保育園からの呼び出し&1週間単位での急遽休み。

復職直後の1ヶ月は、1週間単位で休んで、勤務してはまた休む。という状態でした。

異動したてで人間関係も出来ていない中で非常に心苦しかったのを覚えています…。

が、これは振り返ってみても仕方のなかったことと思います。フォローしてくれた当時の先輩や同僚には感謝しかありません。

これらの経験を経て、働き方を変えました。

期限のあるものは常に前倒しに動き、共有フォルダに入れて見える化。早め早めの情報共有、マニュアル作成。

1年くらい経つと熱を出す頻度もぐっと下がるので、期間限定での辛抱です。

ちなみに、息子や周囲のお子さんを見ていての実感として、指しゃぶりをする子は風邪をひきやすいと思います。

保育園の中でお休みしやすい子とそうでない子を見ていて思い至り、息子にもよくよく言い聞かせて指しゃぶりをしなくなってから風邪をひきにくくなったと感じています。

(指しゃぶりをやめさせるのも大変ですけどね…)

③保育園に行きたくないと泣かれる

精神的にくるのは、保育園へ送り出す時に泣かれることです。

「こんなに可愛い我が子を泣かせてまで働く必要があるのか?」と誰しもが思ってしまうのではないでしょうか…。

これを乗り越えるためには、自分が働く意義、未来をしっかり自分の中で確立しておくことが必要だと思います。

私は決して「ごめんね」とは言わないことにしていました。

「会社と保育園、それぞれの場所でがんばろうね。〇〇ちゃんが保育園で頑張っている時にお母さんもお仕事を頑張るよ。そうやってお金を稼いで、旅行に行ったり、沢山おでかけしたりしようね」と説明していました。

そして「大好きだよ。離れている時も、いつもお母さんと〇〇ちゃんの心は一緒だよ。」と言って抱き締めます。

子どもは敏感なので、こちらの心が揺らいでいると察知して、もっと痛いところを突いてきます…。

なので、自分の意思をしっかり持って泰然と、はっきりと愛を伝えて送り出すことが大切だと思っています。

まとめ「楽しそうに働く姿を見せる」

子どもと離れて働くことには良い面と辛い面があります。

しかし、経済的に必要だから、ということ以外にも必ずプラスの面があります。

復職直後は辛いことが多く感じてしまうかもしれませんが、子どもはちゃんと寝るようになるし、風邪だってひかなくなりますから、それを信じていてください。

それから、働くことを選んだ以上は、「楽しそうに働く姿を子どもに見せる」ことが大切だと思っています。

以前、「お仕事つまらない」と息子の前で口にしてしまったことがあります。

「お仕事ってつまらないの?」と聞かれてハッとしました。

将来息子に楽しく働いて欲しいと思うなら、自分が楽しんでやりがいを持って働く姿を見せなくてはいけないと痛烈に感じました。

それからは、「お仕事って楽しいよー!」と伝え、それと同時に、自分の仕事やキャリアについても真剣に考えるようになりました。

通勤時間や家事の時間にvoicyやaudibleを活用して仕事観を形成していくうちに、実際に仕事への向き合い方も変わり、今は本当に楽しいと思って働けています。

子どもに「大人になるって楽しいんだ」と思わせることは、一番身近な大人である親の役割だと改めて感じています。

働きながら子どもを育てるのは間違いなく大変ですが、それは自分の向き合い方次第でもあります。

あなたのワーママライフが、楽しいものでありますように!

心から応援しています♪

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