乗り物好きの息子(当時2歳)を連れてスペーシア&SL大樹に乗りました!
「蒸気機関車に乗ってみたい!」「食事や温泉も楽しみたい!」
日光鬼怒川は、そんな子どもと大人の希望を同時に叶えられる場所でした。
以下記事では、まずは我が家の実際の旅程をご紹介します♪
池袋発の特急スペーシアで日光鬼怒川へ行き、SL大樹に2回乗車、転車シーンに感動。
東武ワールドスクエアで遊び、温泉に浸かり、ゆば処「恵比寿家」で湯波御膳を食べてきました!
詳細なタイムスケジュールや宿泊先も記載したのでしたの、是非参考にしてください♪
こちらは2021年12月の記録です。ご旅行の際は必ず実際の発着時刻をお調べください。
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1.旅程
〈1日目〉
10:37 池袋 発(鬼怒川温泉行)
な↓特急スペーシアきぬがわ3号
12:16下今市 着 ※
〜昼食(駅弁)、大樹のプラレール購入〜
13:00下今市 発
↓SL大樹5号
13:41 東武ワールドスクエア 着
〜東武ワールドスクエアで遊ぶ〜
15:47 東武ワールドスクエア 発
↓
15:50 鬼怒川温泉 着
16:00 転車台見学
16:15 鬼怒川温泉 発
↓日光交通ダイヤルバス
16:30 ホテル着・チェックイン
17:30 食事
20:00 貸切風呂
21:30 就寝
〈2日目〉
7:30 朝食
10:00 チェックアウト
↓日光交通ダイヤルバス(前日にフロントで予約)
10:10 鬼怒川温泉 着
10:47 鬼怒川温泉 発
↓東武鬼怒川線
11:14 下今市 着
11:28 下今市 発
↓SL大樹(ふたら号)
11:51 東武日光 着
↓タクシー
12:00 恵比寿家(昼食)
↓徒歩
13:43 東武日光 発
↓東武日光線
13:52 下今市 着
〜下今市SL博物館を見学〜
15:29 下今市 発
↓特急スペーシアきぬがわ6号
17:12 池袋 着
2.特急スペーシアについて
東京と日光・鬼怒川方面をつなぐ東武鉄道の特急列車で、日光線・東武日光駅発着の「けごん」と、鬼怒川線・鬼怒川温泉駅発着の「きぬ」が運行しています。
東武鉄道の車両ですが、JR新宿駅と東武日光・鬼怒川温泉駅を結ぶJR線直通特急としてスペーシア車両が使われていて、そちらでは「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」として運行しています。
(我が家はJR線直通特急としてのスペーシアきぬがわに乗車しました!)
コンパートメントルーム(個室)が全6室あります。
我が家は今回普通車両を利用しましたが、子どもが騒ぐと気兼ねなので…次回は個室利用もしてみたいです!
▼スペーシア公式サイト
3.SL大樹について
SL大樹(たいじゅ)は日光・鬼怒川エリアを走る蒸気機関車です。
かつて各地で実際に使用されていた蒸気機関車を譲り受け、動態保存という形で2017年より運行・保存しています。
2023年現在は3車両(いずれもC11形)が走っています。
鬼怒川温泉〜下今市間は「SL大樹」として運行し、東武日光〜下今市・鬼怒川温泉間は「SL大樹ふたら号」として運行します。
東武日光方面へは登り坂になりパワーが必要なため、SL大樹ふたら号を後ろからディーゼル機関車が押しているのも特徴です。
SL大樹の魅力は、なんといっても2021年に導入された展望車の「展望デッキ」です!
展望車の「展望デッキ」は窓ガラスのないオープンな空間になっていて、外気やSLの音を感じながら乗ることができ、大変おすすめです!
展望車の座席は4人掛けのボックスシートになるので、大人2人(息子は膝上)だった我が家は展望車(2号車)ではなく、展望デッキに一番近い隣の車両に座席を取り、乗車中はずっと展望デッキにいました!
※下今市→鬼怒川温泉・東武日光方面の場合、3号車の前方が展望デッキの最寄りです。
※鬼怒川温泉・東武日光→下今市方面の場合、1号車の後方が展望デッキの最寄りです。
また、日光大使である書道家に依頼したというSL大樹のヘッドマークはとてもカッコよく、ほかのSLと一線を画す特徴でもあります。
オリジナルカラーの紺色もカッコいいのですが、2023年には日光をイメージした5種類の新カラーのヘッドマークがデビューし、5月から順次掲出されているそうです!
▼SL大樹特設サイト
4.東武ワールドスクエアについて
下今市駅と鬼怒川温泉駅の間の「東武ワールドスクエア」駅にあるテーマパークで、世界中の観光名所のミニチュアが展示されています。
大人だけで行くには正直「どうかな〜」な施設なのですが、子連れには楽しさ満載!
昔学生時代に行った頃とは印象が全く変わりました。
世界中の美しい名所を切り取っているので、子どもの写真を撮れば映えますし、世界の国々について子どもに伝えるいいきっかけにもなります。
屋内施設の「キッズハウス」と「キッズルーム」という遊び場もあり、授乳室やミルクキッチン、子ども用トイレが完備されており、ベビーカーの貸し出しもあります。
我が家が行ったのは冬で雪が降っていたので、キッズハウスには大変お世話になりました!
ハウス内で防寒着を着せたり、中の遊具で遊んだりしました。
走り回っても車にぶつかる心配もなく、安心して遊ばせられる点もかなり良かったです。
(冬で空いていたということもあるかと思いますが、そんなに混雑する施設ではないかと…)
▼東武ワールドスクエア公式サイト
5.〈おすすめ〉 転車台見学
SL大樹の運転日には、下今市駅と鬼怒川温泉駅の転車台での転車作業を見学することができます。
転車とは、トーマスたちが機関庫に入る時にクルッと回るアレです!
我が家もSL大樹乗車後に鬼怒川温泉駅にて転車作業を見学したのですが、遠くから走ってきたSL大樹が汽笛と共に転車台に入線し、煙を上げながら目の前で回転する様には大人もかなり興奮しました!
転車作業中も何度か汽笛が鳴り、それが見どころでもあるのですが、小さなお子様は泣く可能性ありですので心づもりを・・・。
その旨のアナウンスも流れたのですが、当時2歳なりたての息子は大泣きでした。
が、それも含めて良い思い出です!
3歳半になった息子はSL大樹の「シュッシュ」音の真似や汽笛の真似をしてくれるのですが、その際には私が「泣く2歳の息子」役をやらされます。
本人にとっても良い思い出になっているようです。笑
6.宿泊先「鬼怒川温泉ホテル」
今回の旅行では、ウェルカムベビーの宿に指定されている「鬼怒川温泉ホテル」に宿泊しました。
新館のほうがお部屋が綺麗でしたが、2歳児連れのため、子どもに優しい「懐かし館 キディルーム」に泊まりました!
お部屋自体はやや古さを感じますが、綺麗に直してあり清潔感もありました!
キディルームには、おもちゃや絵本、ベビーベッド、おしり拭きなどが完備されていて、子連れにはとても快適でした!
実際の設備などはホテル公式HPからどうぞ!
▼鬼怒川温泉ホテル
お風呂は貸切風呂(別料金)を利用しましたが、家族3人には十分大きなお風呂で、初めて3人で入るお風呂に息子は大喜びでした。
食事も美味しく、子連れに優しい良ホテルでした!
鬼怒川温泉駅からホテルまでの移動は、「日光交通ダイヤルバス」を利用しました。
大人片道200円で、各ホテルを回ってくれます。
駅→ホテルまでは予約は特になく、転車台見学後にバスのりば(5番のりば)に行くことで乗車できました。(結構混んでいました)
ホテル→駅はチェックイン時刻に合わせた便が複数あり、事前にフロントで予約が必要です。
▼バスの時刻表はこちら
7.日光ゆば「恵比寿家」
日光といえば「ゆば」。
京都では「湯葉」と書き、日光では「湯波」と書く。
という豆知識を知るほどにゆば好きの私としては、この旅行でもゆば料理は欠かせませんでした!
何度か行ったことがある、日光ゆば料理「恵比寿家」さんでランチをいただきました!
(事前に予約しました)
広いお座敷でのお食事です。
歴史は感じますが、そこまでかしこまった雰囲気でもないので子ども連れでも入りやすいです。
せっかくなので一番高いAコースを注文。
ゆばづくしのコースで非常に満足度が高く、特に「揚巻ゆばのあんかけ」が美味しいです!
「揚巻ゆば」は京都では見かけることはなく、日光ゆば料理の特徴かなとも思います。
ちなみに、ゆばに興味のない夫は天ぷらそばを注文、2歳の息子にはふりかけご飯をサービスしてくれましたので、私の頼んだ料理の中で食べられそうなものを取り分けて食べさせました。
息子の興味に全振りの旅行でしたが、私も好物が食べられて大満足でした!
お食事の候補にいかがでしょうか!
▼日光ゆば恵比寿家
8.注意点
①12月下旬 鬼怒川温泉は大雪
東京からも近いので油断してしまいがちですが、全然気候が異なりますので、冬に行かれる際は、しっかり防寒具を用意されたほうが良さそうです。
ちなみに、同じ日でも鬼怒川温泉は雪、日光は晴れ(雪なし)でしたので、近くてもだいぶ気候が違うようでした。
②SL大樹のプラレール
現地で購入するまで知らなかったのですが、SL大樹のプラレールは2021年12月時点では、C11形207号(ライトが2つある、いわゆる「カニ目」形)とC11形325号(ライト1つ)の2種類がありました。
当初は知らずに「発売したて」ということでC11形325号を購入したのですが、まさに今回乗車したのがこの形でした!
(ちなみに転車作業を見学したのがC11形207号でした)
※2023年8月現在では、以前から販売していたC11形207号のプラレールは廃盤になってしまったようです。
9.まとめ
いかがだったでしょうか!
乗り物好きの息子のための旅行でしたが、すっかり私も蒸気機関車に魅了されてしまいました!
事前・事後の学習には、小学館の図鑑NEO「鉄道」がおすすめ。
乗ったばかりのスペーシアやSL大樹が掲載されています。
息子は元々好きだった「鉄道」図鑑ですが、旅行後にはプラレールと並べて眺めて遊んでいます!
鉄道だけでなく、温泉も楽しめて美味しいゆばも食べられる日光鬼怒川の旅。
家族旅行におすすめです!
あなたの参考になりますように♪