こんにちは!
私は長らく枕難民でしたが、最近「水の枕」というものを使い始めて一旦落ち着いたので、これまでの枕遍歴と、現在使用中の水の枕「AQUAREST」のレビューをしたいと思います!
あなたの参考になれば嬉しいです♪
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1.はじめに
私は長年、枕に強いこだわりを持っていました。
まずはその理由から。
私は、扁平足>それに起因する浮き指・巻爪>骨盤のズレ・腰痛>肩・首のズレ>肩こり・頭痛 という構造の問題を抱えていて、小学生の頃から肩こり・頭痛に悩まされていました。
偏頭痛持ちでもあり、当時は偏頭痛というものを知らなかったものの、今振り返れば小学1年生の時に初めて偏頭痛を経験した記憶があります。
枕難民の多くの方は、私と同じように何か原因があり(原因がはっきりしない場合もあると思いますが)、寝ても疲れが取れない、頭痛がある、肩こりがあるといった理由から、「自分にあった枕」を探しているのではないかと思います。
私も肩こり・頭痛に悩まされ、中学生の時、両親からの誕生日プレゼントに、お店で計測して買う枕をリクエスト。
これが私の枕探しの第一歩でした。
ちなみに幼少期はビーズ枕を使用していました。
その後も類似する枕を使用してきて、上記の中学生の時に初めて、首部分が凹んでいる低反発枕になりました。(テンピュールオリジナルピローのようなタイプ)
2.オーダーメイド枕
その後しばらくは同じような枕を使用し、大人になってから(記憶が正確でないのですが、学生の時か、会社員になってすぐの頃)、中に入れる材質や量を選べるオーダーメイド枕を作成しました。
首と頭の位置も計測し、素材もオリジナル(しかも見た目もかわいい!)この枕は、買ってしばらくは「最高!」という使い心地でした!
しかし中材に選んだ素材(低反発素材を細かくしたもの)が割とすぐにへたってしまいました。
製作時に余った中材を渡されており、「へたってきたら追加すればOK」と言われていたので早速追加。
しかし中身を追加すると高さは出るものの、同時に硬さが出てしまい、当初の使い心地とは違うものに。
何度も中材を出し入れしながら騙し騙し使っていました。
私がこのオーダーメイド枕を購入したのは、百貨店の中に入っていた「PILLOWY CAFE」という女性向けのかわいいオーダーメイドピロー店でしたが、本記事執筆にあたり調べてみると、寝具で有名な西川がやっていたお店だったようです。が、今は閉店しているようです。
女性向けのかわいいテイストではないですが、同じく西川が「PILLOW STAND」というオーダーメイド枕専門店をやっており、私が「PILLOWY CAFE」で作成したものとほとんど同じものを作成できるようですので、リンクを貼っておきます!
〈西川のオーダーメイド枕:ピロースタンド公式〉
3.テンピュール ミレニアムピロー
その後、やはり先のオーダーメイド枕がどうにも合わなくなり、テンピュールの枕を買いに行きました。
この頃には自身が「ストレートネック」だという認識はあり、店員さんにもそれを伝え(まぁ見ればわかるのですが…)、合う枕を探しました。
店舗で相談&色々試した結果、ミレニアムピローのXS(一番低いサイズ)に決めました。
ミレニアムピローの特徴は、以下。
- 首部分の高さは低く、両サイドは高くなっており、仰向け寝と横向き寝のどちらでもベストな体制になる
- サイズ展開が豊富で、自分にあった高さを選べる
- 低反発素材(テンピュール素材)
仰向け寝では首をしっかり支えてくれ、横向き寝でも肩がじゃまにならない!
これはかなり気に入っていて、一旦枕難民を卒業し、長らく(5年以上)使用していました。
4.塩枕+テンピュール ミレニアムピロー
偏頭痛持ちであると書きましたが、結構な頻度で偏頭痛を発症していた頃、「塩枕」というものが流行っていて、頭痛に良いというので買ってみました。
塩枕は「枕」としては小さく、それ単体で使うというよりは、通常の枕の上に乗せて使用していました。
偏頭痛は脳の血管の拡張によって頭痛が引き起こされるので、患部を冷やす・圧迫する・カフェインを摂るなどで血管を収縮させると治まることが多いです。
塩枕は塩の特性で「ひんやり硬い」ため、偏頭痛発症時に患部を下にして寝ると症状が緩和されますし、日常的に使用すると偏頭痛の予防にも貢献してくれるように思いました。
塩枕とテンピュールのミレニアムピローは相性が悪く(乗せて使うと高さが出過ぎてしまう)、部分的に乗せるなど工夫して使っていました。
しかし、5年以上使用していたミレニアムピローも、さすがにへたって来たように感じて来るようになりました。
また、低反発素材の特徴として、夏場は柔らかく、冬場は硬くなりますが、冬場の硬さがどうにも寝心地悪く感じるようになってきました。
5年以上経ったので、首の状態や体型の変化など他の要因もあったかもしれません。
再び同じ枕に買い替えることも考えましたが、一度全く違うタイプにしてみよう!と思い、デンマークのフォスフレイクス枕にしてみました。
5.フォスフレイクス枕
これはホテル仕様のふんわり系の枕ですが、その特徴は以下。
- 羽毛のようにふわふわだけど、羽毛と異なり「ノンアレルギー素材」
- 丸洗いできる
アトピー性皮膚炎の経験があり、ダニの発生を恐れているので、上記特徴はポイントが高く、枕の高さもそんなに高くなさそうかな、という印象でした。
店舗で試したりせず、こちらはネットで購入。
結論から言うと、この枕は全く私に合いませんでした…。
肩ごと乗せるにしても、とにかく高さがあり過ぎて、ストレートネックや自身の体型に合っておらず、起きると首が痛い!
これはすぐにお蔵入りしました。
この枕を使ってみて確信したのは、私はやはりふわふわ系の高さのある枕はだめ、ということ。(分かっていたはずなのに・・・笑)
ホテル仕様のふわふわ枕がお好きな方には良いと思います!
6.パイプ枕
さていよいよ本格的に枕難民化し、色々な枕を検討した結果、幼少期に使っていたパイプ枕を思い出しました。
探してみると、当時使っていたものとそっくりな枕が売っているではないですか!
ということで早速ネットで購入。
この枕のメリットは、以下。
- 通気性が良い
- 中身のパイプを出し入れして高さが自由に変えられる
- 形を自由に変えられる
- 安価
1つミスしたのが、、買おうと思っていたサイズより一回り小さいものを誤って注文したことです・・・。安価だからといって油断は禁物ですね。(学びの多い日々です。笑)
とりあえず使ってみることに。
パイプの量を最初の半分くらいに減らすと高さがちょうど良くなりました。
首と頭の形に合わせて整えて寝ると、かなり良い!
上手く整えられてそのまま一晩眠れた日は「最高」でした!
高さが変わるので、塩枕を重ねても使いやすい点も良かったです。
デメリットは、以下。
- 横向き寝には高さが低いこと。
- まれに、寝返りを打っても中のパイプが上手く動いてくれず、朝起きると首が痛いことがある。
すごく良い日と、良くない日、両方ありました。笑
形が変えられるからこそのメリットとデメリットですね…。
以前は息子を寝かしつけしてから一旦起きて改めて寝る、という生活をしていたのですが、寝かしつけから起きるのがしんどすぎて、息子の添い寝をしながらそのまま自分も寝る、という生活スタイルに変えました。
その結果、パイプ枕にあまり適さない横向き寝のまま寝落ちすることが多くなり、朝起きると首が痛い日が増えてきました。
そこで、再び枕探しを始め、色々と探した結果、水の枕「AQUAREST」を見つけ、試してみることにしました。
7.水の枕「AQUAREST」
1万円超え&試せない ので結構悩みましたが、「90日以内なら無条件で全額返金」となっていたので、お試しのつもりで買ってみることに決めました。
水の枕とは一体どんなものなのか興味津々。
届いた枕に一旦寝てみると、わずかにクッション材は入っているものの、やはり水を入れないと全然心地良くない。(当然)
丁寧な説明書が付いてくるので、その指示に従い、ペットボトルを使って水を入れます。
標準量は4〜6Lとのこと。まず4L入れてみると、明らかに高かったので、そこから水を減らしていって調節しました。
早速枕を使ってみると、わずかに聞こえる「ちゃぷんっ」という水の音と水の感触が心地いい!
在宅勤務時の休憩時に横になってみると癒やし効果抜群でした。
しかし一晩寝てみると、しっくりこない・・・高い・・・?
説明書きにも「一般的な枕と違うので、最初は違和感を感じ、慣れるまで数日かかるかもしれません。ただ体が慣れてくると、水の感触が癖になります。」と書いてあるのでしばらくは様子見を決意。
なかなかしっくり来ず、1週間位は水を減らしたり足したり、肩を奥まで載せたり少しだけ載せたり、、と試行錯誤しました。
返品も視野に入れつつ再度水の量を調整したところ、やっと良い高さになり快眠に!
ということで返品せずに今に至っています。(現在6ヶ月使用中)
〈水の枕「AQUAREST」公式サイト〉
水の枕のメリットは以下。
- 水が入っているのでひんやりする(頭寒足熱の健康効果+偏頭痛抑制効果)
- わずかな水の音・揺れに癒やされる
- 体勢に合わせてスムーズに中身が動いてくれる
- 水の量を調整して高さを自由に変えられる
デメリットは以下。
- 自分にあった高さを見つけるまで時間がかかる
- 仰向け寝に高さを合わせると、横向き寝には高さが低い
- 重い
パイプ枕と同じく横向き寝には高さが低いですが、パイプ枕と異なる点は、体勢に合わせて確実に中身の水が動いてくれることです。
デメリットに記載した重さですが、4Lくらい入れると、当然ですがかなり重いです。
私は水の量をかなり減らした&ベッドなので影響がないですが、毎日枕を上げ下げする場合には、ちょっと気になるかも。
大きさはこの通り、結構大きいです。
なお、枕カバーは、綿の枕カバーがセットで付いてきます。
私はその上にシルクの枕カバーをかけて使っています。(静電気が起きず、寝癖も付きにくくなるのでおすすめです!)
首をしっかり固定してくれる低反発枕もいいですが、こちらは水の圧と構造で頚椎サポート&リカバリー効果ありということで期待しています。
中身が水(液体)なので、身体の動きに合わせて確実に中身も動いてくれる点、適度な圧で頚椎を支えてくれる点がとても良いです。
そしてなんといっても、「水の音と揺れ」「なんとも言えない弾力」を今はとても気に入っています!
8.まとめ
現在使用している水の枕「AQUAREST」を購入する際、ほとんどレビューを見つけることが出来なかったため、今回枕遍歴と共にレビュー記事を書きました!
- 偏頭痛持ち、肩こり持ちで枕難民だった。
- 中学時代の誕生日プレゼントに枕を買ってもらって以来、枕探しが始まる。
- 西川系列のオーダーメイド枕:しばらくは最高だったが、わりとすぐにへたってしまった。
- テンピュール「ミレニアムピロー」:首部分の高さは低く、両サイドは高くなっていて、仰向け寝+時々横向き寝の私にはぴったり。とても気に入り、一度は枕難民を卒業!しかし、5年以上使うと使用感が悪くなり再び難民化。
- フォスフレイクス枕:ホテルのふわふわ系枕。ノンアレルギー素材で丸洗いできる。思ったより高さもあり、私には合わなかった。
- パイプ枕:通気性が良く、自由に高さ・形状を調節できる。上手く頭や首にフィットした日の眠り心地は最高。しかし、仰向き寝に高さを合わせると、横向き寝には低すぎる。寝返りに合わせて中身のパイプが動いてくれない時があり、そうなると起きた時に首が痛い。
- 水の枕「AQUAREST」:水が入っているのでひんやり&水の音が心地よい。調節は少し面倒だが、自由に高さを変えられる。寝返りに合わせて確実に中身が動いてくれる。仰向き寝に高さを合わせると、横向き寝には低い。
あなたの参考になれば嬉しいです♪
※この記事を書いていたらテンピュールミレニアムピローの良さを懐かしく思い出し、再び購入しました!現在は、気分・体調によってAQUARESTとテンピュールミレニアムピローを使い分けています!
(ちなみに、気に入っていた塩枕は経年劣化で中の不織布袋が破れて塩が出てきたのでお別れしました…)