板橋区立 熱帯環境植物館「ねったいかん」

おでかけ
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本日は板橋区にある熱帯環境植物館、通称「ねったいかん」をご紹介します。

「ねったいかん」に月に2回※は通うヘビーユーザー(通館初期は月5回(!)は通いました…)である私が、ねったいかんの魅力をお伝えします!(※2023年夏の記事作成時点。その後、月1回程度に落ち着きました。)

お子さまとの今週末のご予定にいかがでしょうか!

1.特徴

板橋区高島平にある区立の施設で、西武造園がプロデュースした熱帯植物園です。

区の焼却場で出た熱を利用して、熱帯環境植物を多数育てています。

ミニ水族館があり、いわゆるカラフルな熱帯魚から、東アジアの河口にすむ淡水魚などがいます。

施設内には喫茶室(エスニック料理を提供)や、多目的室(イベントをやっていなければ飲食スペースとして利用可)、図書コーナー(自然環境、植物、昆虫、魚関連の書籍あり)、売店(お土産)、企画展示コーナー、トイレ、授乳スペース、ロッカー(硬貨返却式)があります。

週末は小・学生無料デーをやっています。

◆所要時間目安:1.5時間

2.見どころ

①世界最大の淡水エイの「チャオちゃん」

チャオちゃんのお腹側
おなか側の「かお」を見せてくれるチャオちゃん
チャオちゃんと息子の写真
チャオちゃんに、「ねったいかん」で買ったエイのぬいぐるみを見せる息子

通常、水族館で見られるアカエイやトビエイなどは海にいるエイですが、河口にすむ淡水エイもいます。

熱帯環境植物館には、世界最大種の淡水エイ「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」という大きなエイがいます!

この「ねったいかん」の看板エイで、名前は「チャオちゃん」!

人気があり、チャオちゃん実物大のブランケットがクラウドファンディングで目標金額を達成し実際に販売されています…!

②ミナミハコフグのいる円筒水槽

ミナミハコフグの水槽

ミニ水族館エリア入ってすぐ左手の円筒型の水槽は、小ぶりですが興味深い生物が詰まっています!

セミに見える「ヒメセミエビ」や、かわいい「ミナミハコフグ」、真っ赤な「シロボシアカモエビ」や「アカシマシラヒゲエビ」、そして派手派手な「ニシキテグリ」と「ブルースポッテッドマンダリンフィッシュ」など。

珍しい生物が集結しており、じっくり見たくなる水槽です!

③ナポレオンフィッシュの水槽

ナポレオンフィッシュの水槽

円筒水槽の向かいには、大きなナポレオンフィッシュ(和名メガネモチノウオ)、ニシキエビ、トラウツボ、エポーレットシャーク、サザナミフグなど、大きめの魚やエビがいます!

小型のサメであるエポーレットシャークはいつも右端のほうに隠れていますので、探してみてください♪

15時に餌やりタイムがあり、飼育員さんの説明を聞いて、実際にナポレオンフィッシュたちが餌を食べる様子が観察できます!

少し混み合いますが、タイミングが合えば15時に行くのがおすすめです♪

④スタンプラリー

館内入口にスタンプラリーの用紙が置いてあり、館内を巡りながらスタンプラリーが出来ます!

2週間ペースくらいでスタンプラリーの内容が変わります。

当初は水族館エリアしか興味が無かった息子も、スタンプラリーのおかげで熱帯植物にも少しずつ関心が湧いてきたようです。

スタンプラリーをゴールまでクリアすると、ラムネが1つもらえます。子どもはいつも楽しく取り組んでいます♪

スタンプラリー用紙の裏は塗り絵になっていて、施設内で色塗りもできます♪

塗り絵をする息子
スタンプラリー用紙の裏の塗り絵をしている様子

ついに先日は「熱帯環境植物館行きたい。だってスタンプラリーやりたいから!」と言っていました。笑

⑤イベント「体感水族館」 ※2024.3.11更新

ヒトデを触る息子
アカヒトデとイトマキヒトデを触っているところ

館内のイベントスペースでは様々な企画展示が定期的に開催されており、3月には「体感水族館」イベントが開催されました!

ヒトデ(アカヒトデ、イトマキヒトデ)、ナマコ、サメ(ネコザメ)、ガラルファ(いわゆるドクターフィッシュ)に触ることができました!

常設ではないのが残念ですが、開催時には是非来館してみてください♪

公式HPで案内があります!

イベント情報|板橋区立 熱帯環境植物館
館内で開催されるイベント情報を紹介しています。

今年も「体感水族館」がやってきます!(2024.3.12(火)〜4.7(日)まで)

上の記事で紹介した「体感水族館」が今年もまたやってきます!

2024.3.12(火)〜4.7(日)までの開催です!

タッチプールでは、ウニ、ナマコ、ヒトデ、サメなどに触ることができるようです。(昨年同様)
タッチプールの開催時間は【10:30~12:00】【13:30~16:00】となっています。

お昼休憩(12:00〜13:30)の時間はタッチプールが体験できませんのでご注意ください。

(「触れる標本」など常時展示のものもあります)

3.料金・チケット購入方法

大人:260円、小学生・中学生:130円、65歳以上:130円、未就学児:無料。

チケットは館内入口の券売機で購入。

年間パスポート(大人1,300円、小学生中学生660円)あり。

近隣の方であれば5回で元が取れる年パスがお得です!

が、軽く10回以上は通っているヘビーユーザーの我が家は、あえて毎回通常料金で通っています!

(良い施設かつ料金が安いので、ねったいかんの益々の繁栄を願って…笑)

そして、小・中学生は土日&夏休み期間中は入館無料なので、子どもに関してはチケット代を考慮する必要はほぼ無さそうです!

4.注意点

原則として再入場不可。

喫茶室がありますが不定休(かつ周辺に飲食店がない)ため、昼食に組み込む場合には事前確認をおすすめします。

5.アクセス・駐車場

都営三田線「高島平駅」下車、東口より徒歩約7分。

国際興業バス「高島第一中学校」のバス停の目の前です!

車で行く場合には、施設向かいにある「高島平温水プール」の有料駐車場に停めると最初の40分まで無料、その後20分毎に100円で利用できます。

ただし、19台と台数が少なめです。

(駐車サービスは受けられませんが、周辺に他のコインパーキングはあります。)

経験上、満車ということは少ないですが、土日はいつも空きが1、2台です。

6.まとめ

板橋区にある熱帯環境植物館についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

見どころとして取り上げた水槽以外にも大小10ほどの水槽と、広い熱帯植物ゾーン、トカゲやイモリ、ムツアシリクガメ、ダルマインコなどを見ることができます。

個人的にこの水族館で初めて興味を持ったのは「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」という体が透明で骨が丸見えの魚です。興味深いので是非ご覧ください・・・!

小さな水族館ですが、子どもも飽きずに楽しめる・空いている・安い(!)ということで大変おすすめの施設です!

あなたの参考になりますように♪


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