大井川鐵道トーマス号&トビー号に乗りました!(川根温泉ホテル泊)

おでかけ
この記事は約10分で読めます。

1.はじめに

クリスマスに大井川鐵道のトーマス号とトビー号に乗ってきました!

「大井川鐵道でトーマス号に乗れるらしいけど、どうやったら乗れるの?」という方も多いはず。

ツアー内容と実際の旅程、レビューを記載します。

トーマス号を検討しているあなたの参考になりますように!

2.大井川鐵道 トーマス号とは?トビー号とは?

大井川鐵道では「鉄道の動態保存」を行っていて、蒸気機関車(SL)を運用可能な状態で整備し・運行しています。

その大井川鐵道では、「きかんしゃトーマス号」の運転を春夏(GW〜夏季シーズン)と冬休みシーズン限定で行っていて、事前にチケットを購入することでトーマス号に乗車することが出来ます!

チケットはローチケでの抽選になっていますが、キャンセル分や、代理店からの返還分の直前販売なども行っています。

今回、私は冬休みシーズンのトーマス号に乗車してきたので、その場合の流れをご説明します。

★申込時期:10月上旬(2022年は「10/15〜10/22」でした。)

大井川鐵道HPのトーマス号ページは普段は閉じており、申込み開始時期も前もって明示されていませんでした。

しかしここ2年の様子では、12月のトーマス号のチケット申込期間は10月上旬でした。また、申込期間が1週間と短いので、この期間はこまめにホームページをチェックすることをおすすめします!

チェックを忘れた1週間の間に、申込が始まり、そして終わっていました・・・

追記)2023/9/24現在、大井川鉄道HPにて2023/12/25乗車分までのチケットが販売されています。

チケット購入機会を逃した方、抽選で外れた方は、キャンセル分販売や直前販売があります。

(直前販売は乗車日20日前頃)

しかし、確実にトーマス号に乗りたい場合は、旅行代理店主催のツアーパックの利用という方法があります!

また、2022年の8月に新たに「トビー号」が大井川鐵道に仲間入りし、トーマス号と同じ時期に運行しています。

トビー号については、乗車券付きツアーパックの他は当日券の販売のみになるので、当日券の購入で乗車することが可能です!

(2023年1月時点、トビー号はローチケでの乗車券販売は行なっていません。)

以下、関連リンクを貼っておきます。

〈大井川鐵道−トーマス号に乗る−ページ〉

DAY OUT WITH THOMAS™ 2023 | 大井川鐵道【公式】

〈大鉄アドバンスツアーサイト〉

静岡中部大井川鐵道きかんしゃトーマス号日帰り・宿泊ツアーのご案内 | 大鉄アドバンスツアーサイト【公式】
きかんしゃトーマス号ツアーをお楽しみください きかんしゃトーマス号が大井川にやってきます!大鉄アドバンスでは、大鉄グループ会社ならではの限定ツアー商品を取り揃えております。大鉄アドバンス限定の「バスのバーティーの旅」、「2かいだてバスのバル

3.ツアー内容

今回、大鉄アドバンス主催の「川根温泉ホテルマイカー宿泊パック」を利用しました。

なぜなら、前章の通り、トーマス号単体でのチケット購入期間を逃したからです・・。

しかし結果としては宿泊パックで大満足だったので、これにして良かったなと思っています!

また、2022年に新たに大井川鐵道に仲間入りした「トビー号」にも乗りたかったため、以下ツアー+トビー号当日券を利用しました。

(トーマス号とトビー号両方に乗車できる宿泊プランというのがありませんでした。)

〈ツアー内容〉

  • 1泊2日のフリープラン
  • 2日目のきかんしゃトーマス号乗車券付き(乗車日・座席指定)
  • 川根温泉ホテル「源泉かけ流しの檜風呂付き10畳和室」
  • 1泊2食付き+トーマス号乗車日はお弁当付き
  • トーマス号乗車日の新金谷駅駐車券付き

〈料金〉※日程により以下価格にプラス1,000円〜3,000円

  • 大人2名1室:31,000円(3名1室:28,000円、4〜5名1室:25,000円)
  • 小人2名1室:16,400円(3名1室:14,400円、4〜5名1室:12,400円)
  • 幼児(1歳〜未就学児):5,000円(トーマス号座席あり、弁当あり、食事あり)

息子(3歳)がトイトレ中だったため、部屋風呂付きのお部屋にしましたが、結果としては親が大満足でした!

ホテルのレビューは後述します!

4.実際の旅程

〈1日目〉

10:00 都内自宅から車で出発

12:30 清水PAで昼食 ※

14:45 千頭駅着 トーマスフェア「千頭サテライト会場」見学

15:45 千頭駅を車で出発

(移動30分)

16:15 川根温泉ホテル着

17:00 ホテル夕食(バイキング)

18:30 ホテルクリスマスイベント参加

〈2日目〉

 7:00 ホテル朝食(バイキング)

 8:30 川根温泉ホテルを車で出発

(移動30分)

 9:00 千頭駅着 トビー号当日券購入

 9:50 トビー号乗車 

11:05 トビー号降車

11:30 「千頭サテライト会場」を車で出発

(移動1時間) ※

12:30 新金谷駅着 関連施設「プラザロコ」でお弁当を受け取り車中で昼食

13:00 トーマス号転車見学

13:15 「プラザロコ」内見学、お土産物購入

13:30 トーマスフェア「新金谷メイン会場」見学

14:14 トーマス号乗車

15:27 トーマス号降車

16:00 車で帰路へ

※清水PAはパーキングエリアですが、フードコートもありトイレなどの設備も綺麗でした!「サービスエリア」ではなく「パーキングエリア」という名前のせいか、昼時でもそこまで混雑していませんでした。

※千頭サテライト会場と新金谷メイン会場は車で1時間の距離があるので移動時間確保に注意が必要です。川根温泉ホテルは両会場のちょうど中間地点。

5.トビー号

実は1日目14:15発のトビー号を予定していましたが、渋滞で到着が遅れ断念。

そこで2日目(平日)9:50発のトビー号に乗りました。

すると、なんと我々家族以外乗客なし!貸切状態で満喫しました!

千頭駅に停車中のトビー号の写真

〈見どころ〉

  • ゆっくり走る様子がトビーの世界観に合っている!
  • わざと…?と思うほどのキーキー音、ガタガタ揺れが面白い!
  • 往路進行方向左手(川側)の景色が美しい!
  • 最後尾車両だと、奥泉駅でのトビー号(顔付きの駆動車)の連結作業が見られる!

乗客が我々家族だけだったため、優しい車掌さんのご配慮で折り返しの奥泉駅で座席を最後尾車両に移動させてくださり、連結作業を間近で見学することができました!

(往復運転のため、トビーが先頭車両から後尾車両に連結し直されます。)

トビー号の人気の無さが心配ですが、景色の美しさと非日常感のあるガタガタ走行が面白く、我が家としてメインのトーマス号以上に楽しみました。

トーマス号にご乗車の際は、是非とも一足伸ばしてトビー号にもご乗車ください!

トビー号がいる千頭駅のトーマスフェア「千頭サテライト会場」の留意点と見どころは以下です。

6.トーマスフェア「千頭サテライト会場」

トーマスフェア千頭サテライト会場全体の写真

〈留意点〉

  • 入場には入場切符が必要。

  (ツアー参加者は事前に新金谷駅「プラザロコ」でガイドブックを受領すれば無料で入場できます!が、新金谷に立ち寄ると遠回りになるので我が家では利用叶わず。)

〈見どころ〉

  • パーシー、ヒロ、ジェームス、ウィンストンと写真が撮れる!
  • パーシーとヒロは運転席に入ることができ、ボタンを押すと音声が流れる!息子はこれが気に入り、パーシーとヒロを交互に延々と乗り降り!
  • トビー号の入線が見学できる!
ヒロの運転席の写真
ヒロの中で遊ぶ息子。A/B/Cのボタンを押すとヒロがおしゃべりしてくれます。

7.トーマス号

2022年9月の台風被害の影響が残っており、通常は新金谷から千頭まで運行しているトーマス号が、この冬は新金谷から家山までの往復運行になっていました。

景色は恐らく新金谷→家山のほうがいいんだろうなとは思うものの、今だけの貴重なコース!とも言えます!

金谷駅に停車中のトーマス号の写真

〈見どころ〉

  • バスのバーティーとの競争!アニメのストーリーをなぞった演出で盛り上がる!
  • トビー号に比べて安定した乗り心地
  • 車内限定販売「大井川鐵道トーマス連結でGO!」が買える!

乗車中何度かバーティーと抜きつ抜かれつするシーンがあり、これは盛り上がりました!

「大井川鐵道トーマス連結でGO!」は、プラレールより小さなサイズのトーマスと客車1両のセット(紐で繋がっている)で、2つを引き離すように引っ張ってから手を離すと、トーマスが客車をバックで連結し、連結すると勢いよく走り出す、というものです。

「車内限定」と言われると弱い…(親が)。

つい買ってしまいましたが、なかなか面白い仕組みで、息子も気に入っています♪

8.トーマスフェア「新金谷メイン会場」

転車台のトーマスとバスのバーティーの写真

トーマス発着駅である新金谷にトーマスフェアのメイン会場があり、ミニトーマス号(いわゆるミニSL)やトーマスたちのバッテリーカーなどのイベントがあります。

が、本物のトーマス号が目の前にいるので、、こちらはあまり盛り上がっていませんでした。

会場奥には本物の整備工場があり、この日はC10蒸気機関車が停車していて見学することができました!

また、整備工場エリアの一番奥に特殊消防車フリンがいました!

特殊消防車フリンの写真
陽光きらめくフリン

〈留意点〉

  • 会場はトーマス号乗車券とは別に入場料500円が必要

   (ツアー参加者の特典入場もなし)

  • 思ったほど時間は潰せない
  • フリンは一番奥にいる

〈見どころ〉

  • トーマス号の転車が見られる
  • 本物の整備工場が見られる!
  • 運が良ければ普通のSLも見られる

9.川根温泉ホテル レビュー

今回は、大井川鐵道 川根温泉ホテルの源泉かけ流しの檜風呂付き10畳和室を利用しました。

「温泉宿・ホテル総選挙」ファミリー部門2年連続全国1位受賞!(2021年、2022年)ということだったので期待大!

結果はというと、、

受賞タイトル通りの良ホテルでした!!

〈良かった点〉

  • 部屋が広くて綺麗!
  • 源泉かけ流し檜風呂が最高!
  • 部屋からの景色が美しい(川と赤い鉄橋)!
  • ミニキッチンあり(IHコンロ、冷蔵庫、シンク、湯沸かしポット、電子レンジ)
  • 加湿機能付き空気清浄機あり(中も清潔!)
  • バイキングが美味しい!
  • 子ども用メニューや食器が揃っている
  • レトルト離乳食あり
  • 展望デッキからの星空が美しい!
  • クリスマスにサンタさんが来る…!

全体的に設備が新しくて綺麗なので気持ちよく過ごせました。

ミニキッチンがあるので、離乳食期や、ミルクを飲むお子さんがいる場合にもおすすめです!

そして冒頭でも触れましたが、源泉かけ流し檜風呂が最高でした!旅先では必ず朝も温泉に入りますが、大浴場に向かうには途中寒かったり、最低限身なりを整えたりする必要がありますが、それがない!

川根温泉ホテル和室の源泉かけ流し檜風呂の写真
源泉かけ流し檜風呂

それから、綺麗な一番風呂に入れるのが良かったです。

また、朝夕のバイキングが美味しかったです!

品数自体は普通ですが、一つ一つ味が良く、息子も喜んで沢山食べました。

クリスマスに宿泊したため、サンタ帽のデコレーションイベントや、18:30と20:00にサンタさんが来てお菓子をプレゼントしてくれるイベントがあり、子どもは大喜びでした!

そして、「蒸気機関車が見える宿」を掲げているとおり、ロビーや食事会場、和室からは川と赤い鉄橋が見え、蒸気機関車が走れば絵になる!という景色の良さでした。

(2022年9月の台風被害の影響で現在はその鉄橋上は通行していないのが残念でした…)

〈イマイチだった点〉

  • 布団を自分で敷く仕様だった

恐らくコロナ禍での非接触のための対応と思われます。

少しがっかりしましたが、反面、衛生面やセキュリティ面では安心感もあり、一概に悪い点とは思っていません。

10.まとめ

乗り物好きの息子のための、乗り物に乗るための旅行でしたが、景色や食事、温泉が良く、大人も楽しめる旅先でした!

  • 冬のトーマス号のチケットは10月中旬にローチケで販売。(公式HPをこまめにチェック!)
  • (…でも)川根温泉ホテルが良ホテルなので、宿泊付きパックツアーがおすすめ
  • 少し価格は高いけど、源泉かけ流し檜風呂が最高!
  • トーマス号は予想通り楽しい!転車台とバーティーとの競争が見もの
  • トビー号が想像を超えて面白い!是非一足伸ばして行ってほしい!

あなたの旅が素敵なものになりますように!

タイトルとURLをコピーしました