0歳からおすすめの読み聞かせ絵本(ねんね期からおすすめ!)

0歳からおすすめの読み聞かせ絵本 絵本・おもちゃ
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まだ言葉を話さない赤ちゃんでも、ちゃんと絵本を見て・聞いてくれます。

出産から少し落ち着いた生後2,3ヶ月頃から読み聞かせを始めてみませんか?

余裕があればもっと早くてももちろんOK!

我が家も生後2,3ヶ月頃から読み聞かせをしていましたが、あまりの反応の良さに「こんなに聞いてくれるなら胎教もやってみれば良かったなぁ」と思ったほどです。

子どもがお腹にいるうちはなかなか胎教というものが信じられませんでしたが、生まれてみれば、確かにこの子がお腹にいたのだから音や声はちゃんと聞いていたのだろうなと感じました。

0歳代から読み聞かせをしていると、発語が始まったときに絵本の言葉の口にしたりするので、話せない時期から語彙が蓄えられているのだと感じます!

前置きが長くなりましたが、今日は0歳からおすすめの読み聞かせ絵本を紹介します!

後半に紹介する絵本はストーリーもしっかりあるので3歳以上でもおすすめ♪

赤ちゃんには赤ちゃん用の絵本と思ってしまいますが(しましまぐるぐる、や、もいもい、など赤ちゃんの目を引く色と模様の絵本など)、逆に生後5ヶ月頃までは赤ちゃんはねんねなので、ストーリー形式の長めのお話も読み聞かせることができます。

(1歳頃の動きたい時期には、長めのお話だと興味を引き続けるのが難しい場合もありますが・・・)

赤ちゃんの頭と心に美しい言葉やイメージをたくさん届けてあげられるので、言葉の使い方が綺麗な本、絵が美しい本、言葉のリズムが良い本などを取り入れたいですね!

そんな要素を踏まえて、短めの本から長めの本までご紹介します。

あなたの参考になりますように♪

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1.「いないいないばあ」

絵本「いないいないばあ」
出版:童心社、作:松谷 みよ子、絵:瀬川 康男

私が子どもの頃からある定番の絵本ですが、こちらも子どもの好きな展開を繰り返すお話。

「目」のはっきりした絵と「いないいないばあ」の繰り返しが赤ちゃんの興味を引きます。

読み聞かせのポイントとしては、ねこちゃん、くまちゃん、ねずみちゃんで出来れば声色を変えるとさらに楽しく読めますね!

絵本のあとは、「お母さんが、いないいない・・・ばあ!」。

「いないいないばあ」遊びは、赤ちゃんの短期記憶を鍛える良いトレーニングになるので、いないいないばあ遊びをすると、「見えなくても、そこにお母さんの顔があり続ける」ということを理解するようになります。

絵本と合わせて「いないないばあ」を取り入れてみてくださいね♪

2.「ブップーバス」「コトコトでんしゃ」

絵本「ブップーバス」「コトコトでんしゃ」
出版:アリス館、著者:とよたかずひこ

「ブップーブップー、バスがはしります」という言葉を繰り返し、色々な乗り物とすれ違いながら進んでいきます。

優しい絵のタッチと言葉の繰り返しが楽しく、小さい子でも飽きずに楽しめます♪

息子も赤ちゃんの時に大好きでした!

先日友人の生後2ヶ月の赤ちゃんに読み聞かせたら、声を出してニコニコしながら聞いてくれました♪

出版:アリス館、著者:とよたかずひこ

「コトコトでんしゃ」は、「ブップーバス」と同じくアリス館のあかちゃん絵本シリーズの1冊。

「コトコトコトン、コトコトコトン」と踏切を通ったり、トンネルを通ったり、色々なところを通りながら山の駅に向かいます。

こちらも絵が可愛らしく、電車の音も軽やかで読みやすい絵本です♪

我が家では息子が1歳の時に購入し大好きだったのですが、0歳からおすすめです♪

文章が少ないので読み聞かせるのも簡単です!

3.「はんぶんこ」

絵本「はんぶんこ」
出版:福音館書店、作:杜 今日子

「まあるいあなのドーナッツ、はんぶんこ」「あつあつやきいも、はんぶんこ」と、色々な食べものをはんぶんこにしていただきます。

暖かくてリアルなイラストと「はんぶんこ」という言葉が魅力的な絵本です!

まずは丸のままの絵があり、ページをめくると「はんぶんこ」という言葉と、半分になった絵。

シンプルな展開ですが、絵本の持つ「間」と「はんぶんこ」の言葉が素敵で、1歳前後の頃に息子が大好きでした!

1歳過ぎになると、食事中に絵本の真似をして「はんぷーん!」とパンやお豆腐をはんぶんこにしている姿がとても可愛かったことも思い出の1冊です!

読み聞かせのポイントとしては、「まあるいあなのドーナッツ」のあとに2拍くらい間を取ってページをめくり「はんぶんこ!」と読むと、メリハリがついて楽しいです♪

4.「よくきたね」

絵本「よくきたね」
出版:福音館書店 著者:松野正子, 鎌田暢子

柔らかく優しいタッチの絵と、おかあさんたちの優しい言葉が心に響く絵本です。

「おいでおいで。こっちへおいで。」犬のお母さんや猫のお母さんや熊のお母さんが我が子を呼んで

「よくきたね。いいこいいこ。」となでたり舐めたりして褒めてあげます。

読み聞かせのポイントは、やっぱりこちらも動物毎に声色を変えるとメリハリが出るのでおすすめです!

4種類も変えるのは難しいので、2種類くらい(高めの声、低めの声)で交互に読んでもいいですね♪

1歳頃になると、ちょうど絵本と同じよちよち歩きが始まるので、読後に絵本と同じように「おいでおいで」をやるのも楽しいです!「よくきたね、いいこいいこ」と抱きしめてあげてくださいね♪

5.「なでてなでて」

絵本「なでてなでて」
出版:エンブックス、絵:日隈みさき、文: 西川季岐

かわいいイラストの絵本。「なでてなでて」と甘えてくる色々な生き物を撫でていきます。

「ふわふわ」「もこもこ」「ごつごつ」「にゅるにゅる」・・・。

生き物の手触りは様々。

擬態語は印象に合わせて声も柔らかくしたり硬くしたりするといいですね!

絵本に合わせて、柔らかいもの、硬いもの、にゅるにゅるするものなどを触らせてあげると、概念も一緒に覚えていけるのでオススメです♪

また、0歳のうちは視力が低いと言われているので、目から30cmくらいのところで絵本を見せてあげると良いと思います。

擬態語の語感が楽しく、赤ちゃんもしっかり聞いてくれると思います♪

6.「だるまさん」シリーズ

絵本「だるまさんが」シリーズ
出版:ブロンズ新社、作:かがくい ひろし

「だ、る、ま、さ、ん、が・・・」と言ってページをめくると「びよーん」と伸びたり「ぷしゅー」と潰れたり・・・。

優しいタッチの絵と、だるまさんのなんとも言えない表情が面白くかわいい絵本です。

自分の幼児期にはなかった絵本ですが、なるほど人気シリーズになるわけだ、と納得するほど子どもの心を惹きつけます。

楽しいイラストと言葉に合わせて、面白い声で読んであげると楽しいですね♪

子どもと向かい合い、だるまさんの動きに合わせて身体を左右に揺らしながら読むさらに喜んでくれますよ♪

7.「だいすきぎゅっぎゅ」

出版:岩崎書店 著者/編集:フィリス・ゲイシャイトー, ミム・グリーン 絵:デヴィッド・ウォーカー 訳:福本友美子

可愛いうさぎの親子がごはんを食べたり、遊んだり、「だいすきぎゅっぎゅっ」とハグをしながら仲良く一日を過ごします。

優しく愛らしい絵のタッチと、繰り返される「だいすきぎゅっぎゅっ」のリズムが楽しい絵本です。

「だいすきぎゅっぎゅっ」のところでは実際に赤ちゃんを抱きしめたり、愛情を伝えるツールとしても使ってください♪

「かわいいは言えるけど、大好きは少し照れくさい」というママも、絵本の真似なら大丈夫!大好きを言葉とスキンシップで伝える習慣を赤ちゃんのうちにつけてしまいましょう!

一日の流れを時計に沿って説明しているので、時間や数字への興味も促せます♪

とても可愛い絵本なのでプレゼントにもおすすめです!

8.「はらぺこあおむし」

絵本「はらぺこあおむし」
出版:偕成社、著:エリック=カール、訳:もりひさし

大定番の「はらいぺこあおむし」は赤ちゃんにもおすすめ!

色合いが美しい絵、月曜日火曜日水曜日・・・とあおむしが食べていくと穴が増えていく絵本の仕掛けも素敵です。

数字や曜日の概念が出てくるところもいいですね♪

息子も0〜1歳の頃この絵本が大好きで、何度も繰り返し読みました!

噛み心地も好きだったようで、カジカジした跡が残っています笑

薄くて大型の絵本と、小さめのボードブックがあります。(更にミニ本などもあります!)

赤ちゃんに読み聞かせるには大きい絵本のほうが読みやすいですが、かじったりなめたりする時期を考えるとボードブックが安心です!

9.「スイミー」

絵本「スイミー」
出版:好学社、著:レオ=レオニ、訳:谷川俊太郎

教科書にも載っているレオ・レオニ氏の有名な作品です。

「赤ちゃん向けの読み聞かせに?」と思われるかもしれませんが、谷川俊太郎氏の訳は美しい言葉とリズムがあり、赤ちゃんにも心地良く届くものと思います。

絵の色彩がとても美しく、淡い色の中に赤と黒が映えるので赤ちゃんの目にもスイミーははっきり見えているはず。

日本語版で十分ですが、こちらには「英語でも読める」シリーズがあり、原文が併記されているので英語での読み聞かせもできます!

読み聞かせのポイントは、言葉の頭の音を立てること、テンポよく読むこと。

「さみしい」など感情表現が出てくるので、感情に合わせて声のトーンを変えるといいですね♪

10.「じぶんだけのいろ」

絵本「じぶんだけのいろ」
出版:好学社、著:レオ=レオニ、訳:谷川俊太郎

ぶたは桃色、ぞうは灰色、、と動物にはそれぞれ自分の色があるのに、カメレオンには固有の色がないと悩む1匹のカメレオン。

「そうだ、緑のはっぱの上にいればぼくもずっと緑色!」と思いつきますが、秋になるとはっぱの色が変わってしまい…。

こちらもレオ・レオニ氏作、谷川俊太郎氏訳の組合せで、原文も日本語もリズムがよく、読んでいて気持ちが良い絵本です!

絵も色合いが美しいので、赤ちゃんの頃から読み聞かせたい1冊です♪

番外編

とてもおすすめの絵本ですが、今は購入が難しい絵本のため番外編として記載します。

もし再販されたら、、たまたま出会うことがあったら、、そのときは是非お手に取ってみてください♪

番外編1「だれかなぁ?」

絵本「だれかなぁ?」
出版: 鈴木出版、作:みやにし たつや

木の影から見えるおしり、つばさ、鼻・・・。「だれなかなぁ?」と言いながらページをめくると、ブタさんや、カラスさんや、ゾウさんがいます。

はっきりした色合いの絵と、子どもの好きな繰り返しのお話で、赤ちゃんもしっかりと見てくれます。

1歳頃からは、「ぶーぶー!」など答えてくれるようにもなります♪

ばあばが贈ってくれた絵本で気に入っていたのですが、小さなボードブック版は現在販売されていない様子。。

大型版と、英語併記版(絵が全然違いますが、同じみやにしたつや氏が描かれているようです!)があるようです

番外編2「じいじとぼく」

絵本「じいじとぼく」
出版:福音館書店、作:池谷陽子

「こどものとも年少版」2020年9月号のこちらの絵本。

じいじと一緒に木を切ってイスを作ったり、ブルーベリーを摘んだり、ジャムを作ったり・・・。

我が家も「じいじ」呼びなので思わず購入しましたが、とてもほっこりする良本です。

「じいじ」という親しんだ表現が出てくるので0〜1歳にかけて息子もこの本が大好きで1日10回くらい読んでいました!

月刊誌のため残念ながらこの号は売り切れていますが、ハード版として改めて出版された時には是非読んでみてください♪

まとめ

0歳からおすすめの読み聞かせ絵本、いかがでしたでしょうか。

ご紹介した絵本は、どれも本当におすすめの絵本ばかり。

是非あなたも、絵本を通じて赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね♪

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