年パスで通っている我が家の大好きなマクセルアクアパーク品川について、その特徴とオススメポイントをお伝えします!
「水族館に行きたいけど、どこがいいの?」
「水族館なんてみんな一緒じゃない?」
そんなあなたのお役に立てますように!
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1.特徴
品川駅に程近い、品川プリンスホテル内にある水族館。
季節毎にテーマを変えた展示やイルカショーがあり、光やプロジェクションマッピングを取り入れた現代的な展示が特徴です!(映えスポットが盛り沢山!)
デート向きなイメージが強いですが、(実際にカップルも多いですが)、珍しい生き物がいること、イルカショーの満足度が高いことから、お子さま連れにもオススメです!
また、水族館内にアトラクションエリアがあり、メリーゴーランドと振り子のように動く海賊船のアトラクションがあります。
息子はメリーゴーランドに大喜びでした!
◆所要時間目安:3時間
2.見どころ
- 大興奮のイルカショー!
- 東日本ではここだけ!ナンヨウマンタ!
- 絶滅危惧種ノコギリエイ!
- その他のおもしろい大型エイ!
- 幻想的なクラゲ空間!
大興奮のイルカショー!(ザ スタジアム)
まずは、なんといってもイルカショーは必見!他の水族館と比べてもイルカショーのクオリティ、満足度が高いです!
季節によって演出のテーマが異なり、行くたびに新鮮な気持ちで楽しめます。
出演してくれるイルカは3種類(オキゴンドウ、バンドウイルカ、カマイルカ)、それぞれが強みを活かした技を披露してくれます。
マクセルアクアパークのイルカショーステージは円形で、プールをぐるりと囲むように座席が配列されており、前から4列までは水がかかる座席となっています!
調子が良い時は5列目まで水が掛かることも。
(濡れたくない我が家では6列目が定番です!)
会場では1枚100円200円(値上がりしました)でレインポンチョを販売しています。また、終了後にタオルを貸してくれます!
大型のオキゴンドウのジャンプは大迫力で、座席によってはザパーン!と勢いよく水が掛かります。
イルカたちのパフォーマンスはもちろん、バンドウイルカとトレーナーさんの息のあった水中ダンスや、イルカのジャンプに合わせてイルカの鼻先からトレーナーさんがハイジャンプするなど、トレーナーさんの身体能力と息の合ったパフォーマンスにも毎回感激します!
他の水族館ではイルカショーに出演するトレーナーさんは女性が多いですが、こちらは男性のトレーナーさんもいるのでパフォーマンスに迫力があります!
東日本ではここだけ!ナンヨウマンタ!(ワンダーチューブ)
「ワンダーチューブ」という、海中トンネルをイメージした大水槽には大型のエイが沢山います。
中でも「ナンヨウマンタ」は、東日本で見られるのはこのマクセルアクアパーク品川だけ。
一般的に「マンタ」と呼ばれているのは「オニイトマキエイ」と「ナンヨウマンタ」の2種になり、こちらにはそのうちの1種である「ナンヨウマンタ」が展示されています。
エイといえば「顔※」がおなか側にあるのが特徴の1つですがマンタは口が前(他の魚と同じ場所)に付いているためお腹側に「顔」がありません。(※エイの「顔」のうち、「目」に見えているのは実際は「鼻」。本当の目は背中側にあり、口はおなか側。)
ナンヨウマンタの大きさと雄大な動きには思わず目を奪われます!
11:30に行われるワンダーチューブのエサやりでは、大きな口でオキアミを食べる様子を見ることができます!運が良ければ、ぐるっと宙返りする様子も見られるかも。この宙返りはエサを口に集めるために行う行動で、エサやりの時間にしか見られません!
また、このナンヨウマンタには、アクアパーク品川の魚で唯一名前が付いていて、「カイト」くん。その大きく羽ばたく様子は「カイト(凧)」にぴったりです♪
絶滅危惧種ノコギリエイ!(ワンダーチューブ)
ナンヨウマンタと同じワンダーチューブにいて、絶対に見逃したくないのが、絶滅危惧種に指定されている「ノコギリエイ」。
国内でノコギリエイが見られるのは現在は恐らくアクアパーク品川だけ。そのうちの1種、ドワーフソーフィッシュの泳ぐ姿が見られるのは、世界でも唯一アクアパーク品川だけだそうです!
全7種類いるノコギリエイのうち、なんと3種類/4匹がマクセルアクアパーク品川にいます!
■3種類/4匹の名前と特徴
- グリーンソーフィッシュ♀ ※大型/緑がかった体/ノコギリが長くて歯の並びがきれい
- ラージトゥースソーフィッシュ♀※大型/黒っぽくて厚い体/ノコギリは太くて短め
- ドワーフソーフィッシュ♀ ※小型/オスよりは大きい
- ドワーフソーフィッシュ♂ ※小型/4匹の中で最小/クラスパー(交接器)あり
小型のドワーフソーフィッシュはオスとメスの2匹がいて、オスのほうが少し小さく、お腹側に「クラスパー」(交接器)という交尾のための器官がついているのが特徴です。(棒のようなものが2本付いていれば、オスです。)
息子はノコギリエイ(特にグリーンソーフィッシュ)が大好き!
大型の2種(グリーンソーフィッシュとラージトゥースソーフィッシュ)はいずれも最大で7mにもなるそうです!
アクアパーク品川の2匹は7mほどは大きくありませんが、それでも4m近くあり、頭上を泳ぐ様は大迫力です!(2024年現在、約3m70cmだそうです。)
2匹を見分けるのが難しいですが、よく見るとノコギリ部分の長さや形が違います!また、身体の色や形も違います。(ラージトゥースソーフィッシュは濃い灰色、グリーンソーフィッシュは緑がかっている。)
ノコギリエイは全種が絶滅危惧種であり、ジャイアントパンダと同じワシントン条約の付属書1(最も制約が厳しい)に記載されていて商業目的の国際間取引が禁止されているため、今生存している個体が死んでしまった場合には日本で二度と見ることが出来ないと言われています。
ちなみに個人的には、オス・メスが揃っているドワーフソーフィッシュの繁殖を楽しみにしており、「他の2種はメスしかいないので繁殖は不可能。今いる個体から増えることはない。」と思っていたのですが、先日、飼育員の方にとても嬉しい情報を聞くことができました!
なんと、グリーンソーフィッシュ・ラージトゥースソーフィッシュともに、「単為生殖」が可能で、メス単独でも繁殖が可能ということでした!
いずれの個体も現在少なくとも20才以上ということですが、図鑑にも「ノコギリエイの繁殖は時間がかかる」とありますので、時間をかけてこれから繁殖してくれたら嬉しい、とファンとしては願っています。(最近では毎週のようにアクアパーク品川に通っており、、親子ともどもファンになりました笑)
なお、ノコギリエイは「胎生」といって、哺乳類のように「赤ちゃんの状態で生む」種になりますので、いつの日か 赤ちゃんノコギリエイが見られたら…と願うばかりです。
望みはできましたが、今のうちに是非、貴重な存在のノコギリエイを見に行かれることをおすすめします!
ただし、ノコギリエイは年齢によっては怖がるかもしれませんので、事前にどういう生き物がいるのか説明しておくと良いと思います。
抱っこだと水槽と近いため臨場感があり過ぎて怖いようですので、初めてワンダーチューブを訪れる際は子どもを降ろして入ったほうが良いかと思います!
▼2歳の頃。突然眼前に現れたノコギリエイに泣き叫ぶ息子・・・(ノコギリではなく、「顔」が怖いそうです。)
しかしインパクトの強さは興味をも強く引いたようで、後々何度も写真を見たがり、今度はちゃんと見たいということで3歳になって再訪した際は、最初はびくびくしながらも徐々に近づき、何度も何度も長い時間ノコギリエイを観察していました!
息子はすっかりノコギリエイの虜になり、いまでは我が家にノコギリエイのぬいぐるみが2体あり、「グリーンソーフィッシュくん」と名付けたぬいぐるみと毎晩一緒に寝ています。笑
その他のおもしろい大型エイ!(ワンダーチューブ)
ワンダーチューブには、他にも珍しい大型のエイがいますのでご紹介。
ナンヨウマンタとノコギリエイの影に隠れがちですが、こちらもなかなかおもしろいので、是非チェックしてみてください♪
※サメという名前が付きますが、いずれも「エイ」の仲間です!
シノノメサカタザメ
口先が丸く、厚みのある体をしているのがシノノメサカタザメ。
体に模様があり、目は丸くギョロッとしていておもしろい顔をしています。
下から見た「顔」はもっとおもしろい!
口が波型で、衝撃的な顔…。
この特徴的な頭の形と波型の形を大いに活かし、エサを捉えるのが得意です!
11:30のエサやりタイムでは、ノコギリエイのエサをささっと横取りする姿も見られます。
トンガリサカタザメ
シノノメサカタザメと同じく「サカタザメ」の仲間ですが、こちらは口先が尖っています。
体だけ見るとノコギリエイによく似ています。
下から見たときは宇宙人感強め。たしかに「とんがって」います。
次に紹介する「ジャイアントショベルノーズレイ」と良く似ていますので、この泳ぎ姿を覚えておいてください♪
ジャイアントショベルノーズレイ
上から見た姿はトンガリサカタザメとそっくりですが、下から見ると違いがよくわかります。
ジャイアントショベルノーズレイは、とんがった先端部分が透き通っています。
また、体全体にまだら模様が入っています。
そしてこちらはクラスパーが付いているのでオス。
初めて見たときは「トンガリサカタザメが2匹!」と思ってしまいましたが、よく見ると違いがたくさんあります!
クラゲ空間(ジェリーフィッシュランブル)
照明を落とした部屋にクラゲが幻想的に展示されています。
筒状の水槽に入ったクラゲがライトアップされ、クラゲが発光しているかのようでとても美しい空間です。
ミズクラゲ、アマクサクラゲなどがいます。
ミズクラゲの入った円形の水槽は特に美しく写真映えするスポットになっていました!
(注:こちらの円形水槽は、定期的に中のクラゲが入れ替わります。大型のインドネシアシーネットルなどが入っていることもあります。)
クラゲの種類はそこまで多くありませんが、一つ一つの水槽が独立した筒状になっていて見やすい展示となっています。
雰囲気重視という感じで、各水槽にクラゲの名前や説明の記載はありませんが、空間の中央に設置されたモニター端末で調べることができます。
息子はクラゲが大好きなので、じっくり観察していました!
3.注意点
イルカショーの座席確保について
イルカショーは人気のため、30分以上前から座席が埋まり始めます。
開始10分前には5列目以降の座席はほとんど埋まってしまい、残すは水濡れ覚悟の4列目以前になっています。
14:30の回は人出も多いようで、先日来訪した際は4列目以前の座席もかなり埋まっていました。
会場がそこまで大きくはないので立ち見でもかなりしっかり見えますが、濡れない座席で座って鑑賞したい場合は15分前には会場へ行ったほうが良いと思います!
再入場について
マクセルアクアパーク品川は一方通行のエスカレーターしかないため、イルカショーを見てから「もう一度クラゲを見たい!」と思っても下の階には戻れません。
そんな時には以下2つの方法があります!
- イルカショースタジアムのエレベーターで1階に戻る
- ギフトショップ前のエスカレーターから一度退館し、再入場する
イルカショー直後はエレベーターがかなり混雑するため、その場合には再入場したほうが早いです!
我が家はいつも真っ先にワンダーチューブに向かうため、大体再入場して2周しています笑
4.アクセス・駐車場について
品川駅(高輪口)から徒歩2分のところにあるマクセルアクアパーク品川。
品川プリンスホテルアネックスタワーの一角にあり、プリンスホテルの駐車場を利用できるので車で行くのも便利です。
駐車場は5,000円以上の利用で3時間無料(以降500円/30分)なので、大人2人のチケット購入だけで3時間まで無料になります!
5.チケット購入方法・クーポン
繁忙期以外は当日現地でのチケット購入も可能ですが、繁忙期(GWなど)は事前にチケット購入が必要です。
現地での事前購入も可能ですが、通常はWEBチケットを事前購入することになります。
WEBチケットは、他の割引等を利用しない場合にはアソビュー!での購入がおすすめ!
アソビュー!で購入した場合にはそのまま入館できます。(窓口での引換は不要です!)
日本最大級のレジャー・体験・遊びの予約サイト ASOVIEW!↑アソビュー!サイト
6.年間パスポート
アクアパーク品川に2回以上行く場合には、年間パスポートの購入がお得です!
我が家は昨年も3回以上来訪し、今年もまだまだ通いそうなので、年間パスポートを購入しました!
- おとな(高校生以上):4,800円(通常入場料金:2,500円)
- 小・中学生 :2,500円(通常入場料金:1,300円)
- 幼児(4才以上) :1,500円(通常入場料金:800円)
サンシャイン水族館とは異なり、年パスでの駐車場サービスがないため、年パス購入の際は駐車場代も加味する必要があります。
通常チケットの場合、5,000円以上(おとな2枚)で駐車サービス3時間(以降500円/30分)がありますが、年パスの場合にはこれがありません。
駐車場は、500円/30分・最大料金2,000円となっています。
我が家では駐車場代を加味しても3回来訪すれば年パスのほうがお得だと判断し、年パスを購入しました!
7.まとめ
・イルカショーはクオリティが高く必見!イルカのみならず、トレーナーさんにも要注目。
・ナンヨウマンタとノコギリエイはなかなか見られないのでじっくり見るべし!
・幻想的なクラゲ空間で癒されて。写真を撮るのも忘れずに!
・チケットは事前にアソビュー!でWEBチケットを購入!
ノコギリエイへの想い強めなのが伝わったでしょうか…!
あなたの参考になったら嬉しいです!
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